第3回 全国大会 発表概要

日本医療秘書実務学会の第3回全国大会 発表概要は以下のとおりです。(2012-06-11現在)

(詳細な概要のPDFは、こちらのリンクからご覧ください)

【基調講演】 

荒木 登茂子 先生 (九州大学医学研究院 教授)

「医療におけるコミュニケーションの重要性」

医療におけるコミュニケーションの重要性が叫ばれている。特に医療秘書や事務職員は、患者さんと最初に出会い、最後に送り出すという重要な役割を果たすために、患者さんとのコミュニケーションのあり方が問われる立場に立つ。重い病気や悩みを抱えた患者さんに対するきめ細やかな配慮は患者さんのこころを癒す力を持つ。しかし一方で配慮不足は患者さんのこころに傷を残し、闘病への気持ちをそぐ危険性もある。今回は患者さんの心理やコミュニケーションの持つ力について概観し、医療現場におけるよりよいコミュニケーションのあり方を共に考える機会としたい。

 【研究発表】

敬称略: 共同発表の場合、名前の後の*印は主発表者

 8月25日(土)

順序

発表者(所属)

発表テーマ

1

水野 綾子(高知赤十字病院 医療情報管理課医師事務支援室) 当院における医師事務作業負担軽減への取り組み

2

中楠 登志子*(関西女子短期大学)
西山 良子(同) 
関西女子短期大学における医療秘書教育と課題 

3

笹瀬 佐代子(岡崎女子短期大学) 診療所の事務職員に求められる能力と医療秘書教育のあり方

4

阿河 香里*(回生病院 医療クラーク課)
松浦 美江(同)
横田 佐理子(同)
稲毛 麻衣(同)
回生病院における医師事務作業補助者の業務

5

瀬戸 僚馬*(東京医療保健大学医療保健学部医療情報学科)
蓮岡 英明(備前市立備前病院)
若林 進(杏林大学医学部付属病院)
三谷 嘉章(慶應義塾大学病院)
武田 まゆみ(潤和会記念病院)
医師事務作業補助者による処方・注射オーダの代行範囲に関する研究

 8月26日(日)

順序

発表者(所属)

発表テーマ

6

米本 倉基*(藤田保健衛生大学)
野田 真喜子(名古屋大学医学部付属病院)
黒野 伸子(藤田保健衛生大学)
医療事務職員のキャリア・デザイン-医療事務職員は何を目指して働くのか?-

7

江頭 万里子*(長崎女子短期大学)
吉野 美智子(近畿大学九州短期大学)
医療管理秘書士の教育指定校の授業における一取り組み

8

中原 亜紀美(川崎医療福祉大学大学院 修士課程 医療秘書学専攻) 大学医学部の医局(教室)における秘書の呼称と業務内容-全国実態調査から-

9

藤原 由美(自由が丘産能短期大学) 医療機関における事務職の呼称と業務内容

10

赤木 一博(一般財団法人河田病院 医局) 精神科病院における医師事務作業補助者の役割と課題

11

山本 英樹(医療法人社団善仁会小山記念病院 医師事務作業補助室) 新人医師事務作業補助者への教育について~ゼロからの医師事務作業補助者教育~

12

米田 和代*(大垣市民病院診療部医療クラーク室 医療クラーク)
田中 聡子(同)
山田 佳恵(同)
木村 直美(同)
後藤 美帆(同)
牧野 裕子(同)
大澤 隆美(同)
青山 美佳子(同)
佐藤 典子(同)
戸谷 智美(同)
伊藤 由美(同)
宮野 ゆかり(同)
小川 靖代(同)
栁瀨 由美(同)
広瀨 美紀(同)
藤井 文香(同)
土屋 悦子(同)
磯谷 正敏(同院 副院長 医療クラーク室長)
当院、医療クラーク室におけるサポートチーム体制の取り組み

13

片田 桃子(川崎医療福祉大学) 医師事務作業補助者の導入とその実態に関する研究

14

小林 利彦(浜松医科大学医学部附属病院 医療福祉支援センター) 国立大学病院における「医師事務作業補助者」養成プログラムの試行

15

村上 美紀*(済生会熊本病院 医療秘書室)
町田 二郎(同院 副院長)
田川 貴浩(同院 医療秘書室)
済生会熊本病院の電子カルテ導入前後における業務の変遷-求められる医療秘書業務とは-

 

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