日本医療秘書実務学会 第15回全国大会を、2024年11月23日に「変革の時代に挑む – 医療秘書のリスキリング」をテーマに開催いたします。2019年以来、久しぶりに対面での開催が実現できることを心より喜ばしく思います。
近年、医療を取り巻く環境は急速に変化しており、医療機関で働く医療秘書、医師事務作業補助者、事務職員だけではなく、教育を行う者にも新たな知識やスキルの獲得が求められています。本大会のテーマである「リスキリング」は、まさにこの時代の要請に応えるものです。
基調講演では、浜田淳先生をお迎えし、「2040年に向けたわが国の医療政策」についてお話しいただきます。将来の医療政策を見据えることで、私たちの役割がどのように変化していくのかを考える機会となるでしょう。
また、勝連城二先生による「自己変革のすすめ」の講演では、個人としての成長と変革の重要性について学びます。急速に変化する医療現場において、自己変革は不可欠なスキルとなっています。
午後からの研究発表では、全国の会員の皆様による最新の研究成果を共有し、活発な議論を通じて、互いに学び合う場となることを期待しています。
対面で開催することにより、参加者の皆様同士が直接交流し、意見を交換する貴重な機会となります。オンラインでは得難い、臨場感あふれる議論や、その場で生まれる自然な情報交換が可能となることでしょう。この機会を最大限に活かし、新たなネットワークを構築し、互いの知見が深められることを願っております。
本大会が、参加者の皆様にとって、新たな知識の獲得と交流の場となり、専門性をさらに高める機会となることを心より願っております。
皆様とお会いできることを楽しみにしております。ご発表、ご参加を心よりお待ち申し上げております。
日本医療秘書実務学会 第15回全国大会
大会運営委員長・会長 田中伸代 (川崎医療福祉大学)